塾選びの基準

私立中受験にはどういう塾を選ぶべきか

　　私立中学を受験するのには大手塾が良いのか、または小規模の塾のどちらが良いのか？ 　その答えは「教師による」です。 　大手塾に通ってその一員であることにプライドと満足感を感じている人が多いのだろう。 私見では、その上位20～30％の生徒は大手でも当フレックスでも高い志望校合格を見込めると思う。 だがそれ以下の生徒には疑問がのこる。ただ通うだけで成果の出ないままなら、お金と労力を捨てているだけであろう。問題は担当教師が生徒一人一人の弱点を見つけ具体的に指導してくれるのなら良いのだが、面談等で「本人の努力不足」と切り捨てられている場合は方針と指導力を疑うべきだろう。 　
　　当塾の塾生が私立中受験によく受かるのは、生徒が安心して塾に通えるように指導するからだと思っている。仲の良い友人と突然切り離されて進学塾に通い始める。昨日までの悪童仲間に後ろメタさも感じていることが多い。沢山のものを切り捨てて、成果が出ないときの本人の悲しみは相当大きいであろう。そういう生徒には「自分の悩みや考えていることを私に話してよい。」と伝えている。さらに「君の感じていることはほかの人にとっても重要なことだ」と伝えます。 
　　すると生徒もあれやこれやと疑問や悩みを言ってくるようになる。すべての発言に同意するわけでないし、立派な答えが出るとは限らないが、生徒は安心の表情を浮かべるものだ。 
　　ただ厳しいだけの指導では生徒は本領を発揮できないのだ。