中学入試について
2023/07/05
自己肯定感というもの
3年ほど前から小6の受験クラスの算数を全面的に見始めた。実はフレックスを始めた10年間くらいはここを見ていたので、復帰したといえる。塾業界入ったころは英語専門だった(今でもメインは英語ですが)。だから習った時期によって生徒たちは私が英語の教師と思ったり、算数の教師だと思っていたりするので両方得意だというと、みなぽかんとした顔をよくします。
で、小学生のほうが言い訳が少なく、伸びが上の学年よりもはっきりとみえるので、この点は教えるものにとって醍醐味と言えます。だが塾にいると、「遊びたいのに親に無理矢理塾に入れられました。」的な生徒さんがいます。4年生くらいによくいます。遊びたいでしょう。よくわかります。でも、6年生くらいになると意識がしっかりしてくるのだろうか、いやいや感は少なくなってくる。
私が教えるときに重視するのは「できんかった問題が自分の力で溶けるようになった時」の『自己肯定感』です。そういう生徒の顔は「輝いている」のです。それには学習にはルールがあって、その積み重ねによって自分のものにすれば、問題を解く力が自然につくことをかなり徹底的に教えます。基本が身につくまで厳しく、その代わりこちらも何回も丁寧になるべく理解しやすく説明に力を入れます。
ですから生徒には『復習しましょ、復習』と言っています。
最後は本人の潜在能力の問題になりますが、やはり勉強が得意になるには「自信」と「勉強量」に支えらえた『自己肯定感』が最も大切だといえます。