有限会社学燈舎フレックス
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高校に入ってから伸びない子の勉強方法はどこがいけないのか

高校に入ってから伸びない子の勉強方法はどこがいけないのか

2016/07/03

● 「中3で応用問題に触れることが少ないから」です。
 フレックスの生徒は都立私立の両方に進学しているが、入ってからも伸びるために
難しめの問題も学習の中に織り込んである。都立入試には出そうもない問題もやっている。
当たり前といえば当たり前のことだ。実力を付ければいいのだから。

● 東大に多数の生徒が入る中高一貫校の進学校は中学の時から徹底した計算トレーニング
をやっている。かなり時間もとっている。ただしレベルは公立上位校と同じなのだ。
 では、なぜ公立は負けてしまうのか?
公立校は、こういう私立校に負けまいとして「難しすぎる教材を使っているから」だ。
 基本的な導入部分をそそくさと終わらせている。ここをもっと丁寧にやっておく
必要があると思われる。公立の生徒は基礎がしっかりしないうちに難しい問題に取り組ま
されてで苦しむことになる。公立高校の教師からすれば時間が足りないから「基本は
自分でやっておけ!」という事になっているらしい。

●こういう状況だから、都立校の(とは限らないのだが)生徒は難しい問題を解いていれば
成績が上がると思い込んでいる
。いやいや、その考えは間違っていますよ。
 もっと、基本の考え方をしっかりと固めてからのほうが速く実力が伸びますよ。
 要するに根本から積み上げるべきなんです。場当たり的な解決を得るような学習は
無駄だと思います。「基本から積み上げる。」これが重要です。

● フレックスでは高3生でも基本をしつこく叩き込んでいます。もちろん、基本ができている
レベルの生徒には時間の無駄なのでやりませんが。しかし、その場しのぎの学習をやっている生
徒は実にたくさんいると思います。基本を叩き込むのに普通3か月くらいはかかります。途中か
ら入る人には本科の授業と並行してこの基本を教えています。

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